フランクフルトでは長谷部誠と同僚だったヘスス・バシェホがレアル・マドリードへ移籍することが明らかになりました。


CBとしてはぺぺの後釜と目されていますが、高度な予測に基づくインターセプトや正確なボールコントロールからの長短の前線へのパスなど勇敢なディフェンスだけでなくボールを運ぶ能力も兼ね備えた次世代CBとしてヘスス・バシェホは期待されています。

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ヘスス・バシェホ フランクフルト時代


フランクフルトでは25試合に出場し、U-21スペイン代表にも選ばれています。


サラゴサ時代から18歳でキャプテンを務めるなどどこか長谷部誠と似たようなパーソナリティを持っています。


朴訥とした風貌ですが、プレースタイルは力強く勇敢です。


ブンデスリーガの後半に入ってもフィジカルを酷使する切り替えの早いサッカーで揉まれフランクフルトからレアル・マドリードへの復帰を見事に果たしました。


フランクフルトからは残留の要請がありましたが、レアル・マドリードはぺぺがチームを去り、セルヒオ・ラモス、ナチョ・フェルナンデスやラファエル・ヴァラヌしかメインで使えるCBはいないのです。


こうなるとフランクフルトでオーバメヤンやロッペン相手に鍛えられたヘスス・バシェホを求めるのは当然で、ヘスス・バシェホはレアル・マドリードの一員としてプレーすることが決まりました。

ヘスス・バシェホは世界一のCBになれる?


現在におけるCBの最高峰といえばセルヒオ・ラモスやボヌッチ、キエッリーニ。


少し前まではボアテングやフンメルス、チアゴ・シウバなども名前が挙がっていました。


しかしこれらの選手はどちらかというと旧タイプのCBとして育てられ、その中で足元やフィード、1on1が強いなど総合的に見るとポカをしてしまいがちだったり、バルセロナやレアル・マドリードを相手にした時にはボコボコにされるなど世界一と呼ぶにはイマイチな選手でした。


ダビド・ルイスが謎の覚醒を遂げてチェルシーでは活躍を見せているなどCB進化論が巻き起こっている最近ではボールを運べて、インターセプトもできて、足も速くてといったようにCBに求められる要素は年々大きくなっています。


ヘスス・バシェホはまだバルセロナやCLの強豪と戦っていないので評価はできませんが、プレーは一貫して力強く、攻守ともにバランスのとれた選手です。


なので、レアル・マドリードでCBを守り続けることとなれば世界一のCBとして語られる可能性は十分あると思います。

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ヘスス・バシェホのプレースタイルは?


最大の弱点といえばセットプレーの駆け引きがめっちゃ弱いことです。


相手に交わされ、つききれずにみすみす点を献上するなどヘディングに関してはあまり自信がないのかもしれません。


CBとしては致命的な弱点ですが、クロスやコーナーキックに対応できないことがわかればそこを相手につかれるのは必然で失点数の増加を招いてしまう可能性があります。


しかし、それ以外のプレーは勇敢で、特にインターセプトやボールの予知能力や視野の広さはスペインサッカーの教育を受けてきた選手なんだなと感心するばかりです。


ディフェンスラインからの縦へのパスやロングフィードも上手く、スペースを見つけてはドルブルでグイグイ突破していく勇敢さも兼ね備えているのでフンメルスやボアテングのようにパスセンス溢れるCBとして名を馳せる能力は持っています。


足も速くて、足が長いので相手に並走してスルスルと近寄ってきたと思ったらボールを奪われていたり、身体を当てられ吹き飛ばされるなどここらへんは往年のネスタばりの足の長さと予知能力を秘めていますね。


相手の足元めがけてスライディングすることはほとんどなく相手に並走してボールを狩りに行くスタイルなので、クリーンなプレースタイルです。


ただ、やはりCBであるがゆえにスペイン仕込みの優雅で華麗なプレーはあまり見られません。


個人的には足裏でボールに触って、狩ると同時に相手をターンで交わして攻撃に転じるようなプレーを期待しているのですが。


リーガエスパニョーラはブンデスリーガと違って少し遊びのプレーエリアや時間帯もあるのでスペイン仕込みのテクニシャンCB路線も目指して欲しいところです。


セルヒオ・ラモスみたいな凶悪なスライディングもバルセロナ相手にすると必要なのかもしれませんが、荒っぽい部分が今シーズンは見られるかもしれません。


ただ、ハイボールへの対応やヘディングについては鍛え直した方がもしかするといいかもしれませんね。

レアル・マドリードのCB事情


レアル・マドリードやバルセロナは例年、前線の選手ばかり補強してディフェンスザルじゃんと批判を浴びていた時期もありましたが、最近はうまくレンタル移籍からのトップチーム昇格でチームを作り上げています。


レアル・マドリードの場合はチェルシーなんかと違ってしっかりとトップチームで活躍できる逸材をレンタルして育ててもらっているので好感がもてますね。


カルバハルやモラタ、ルーカス・バスケス、カゼミーロを筆頭にアセンシオやジョレンテなど次のスペイン代表を担う選手達もぞくぞくとレアル・マドリードに集まってきています。


ベイルを高額で買っている裏では緻密なチーム戦略があるのですね。


オタメンディーやポルトのディエゴ・レイエスなどCB補強の噂はありますが、ヘスス・バシェホの移籍でこの夏に移籍してくる可能性は低くなっています。

まとめ


ヘスス・バシェホは知名度こそ低いもののレアル・マドリードでの活躍次第ではぺぺの後釜として評価を得る可能性は十分に秘めています。


気になるのはやはりヘディング。


何度もプレー集を見返しても振り切られていることが目についてしまい、ワンプレーで自信をなくしてしまわないように気をつけて欲しいです。


それにしてもレアル・マドリードの育成はいつの間にか上手くなっていますね。


スペイン代表を特に狙っている傾向にありますが、やはりバルセロナのカンテラ出身が活躍したことで学んだのでしょう。


では!

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