大阪府羽曳野市の懐風館高校に通う高校三年生の女子高校生が黒髪を強要されたことが社会問題となっています。



この高校三年生の女子高校生は地毛が茶色であるために黒染めを強要されたとのことですが、生まれつきの髪色に対して教育的指導という名目で黒染めを強要したことは正しいのでしょうか。



あろうことかこの高校三年生の女子高校生は黒染めが嫌で不登校となってしまい、220万円の慰謝料を求める損害賠償にまで発展しています。



さらに芸能人も今回の懐風館高校の黒染め強要に対してコメントをしており、問題は大きくなっています。



懐風館高校の黒染めの理由や経緯について調べてみました。

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黒染め強要の訴訟への経緯や理由は?

生まれつきの茶髪であった女子高校生は2015年4月の入学前に母親が学校側に配慮してくれるように頼んでいました。



しかし、入学してすぐに黒染めを指導し、度重なる指導によって女子高校生は精神的に追い詰められていきます。



高校ニ年生になると黒染めを4日に1回は指導するようになり染め方が足りないとの理由で何度も何度も黒染めしているうちに女子高校生の頭皮はかぶれるようになってしまいました。



その後も指導は続き、女子高校生は過呼吸になるなど精神的に追い詰められていきますが、茶髪を理由に文化祭や学校祭に参加できないなどもあり救急車で運ばれることがあったそうです。



2016年9月から女子高校生は不登校になってしまいますが、懐風館高校はすでに女子高校生を生徒名簿から削除し、退学したとしていますが、これも虚偽説明を行なったとされています。



懐風館高校しては羽曳野市の決まりだからとの理由で何度も黒染めの指導を行ったとしていますが、人権侵害とも言える指導に批判の声が海外からも出てくる事態に発展しています。

訴訟は学校側の謝罪で和解へ?

懐風館高校は外国人留学生であっても黒染めにすると述べていますが、校則は学校内のルールであって強制力があるわけではありません。



教育とはなんなのか考えさせられますね。



確かにある日突然、金髪に染めてきたら注意をするべきだとは思いますが、生まれつきの髪色を黒染めさせるという教育的指導を行なった結果、高校生三年生の女子高校生は頭皮がかぶれてしまうほどに黒染めを繰り返していました。



もし自分が高校生の時に友達がこんな目にあっていたらさすがに高校や教員のことを嫌いになってしまいます。



それが、全国ニュースで拡散され、学校も損害賠償で訴えられるとあっては在校生や卒業生としても残念極まりない話です。



行き過ぎた教育的指導によって学校の評判までも下げてしまうことになるとは懐風館高校は責任を取らなくてはなりません。



さかのぼること平成18年には宮城県で同じような黒染め強要事件が起こりました。



地毛が赤いトーンの女子高校生が学校から黒染めを強要させられたとして仙台地方裁判所で訴訟を起こし、宮城県が謝罪と和解を行い、この事件は解決されたとのことです。



教育的指導という名目で教育的配慮に欠ける行為とも言える黒染め強要ですが、懐風館高校としては220万円の慰謝料をしっかりと支払い、女子高校生に謝罪を速やかに行うべきなのではないでしょうか。



高校三年生という多感な時期を不登校にまで追い込み、学校行事への参加も黒染めが不十分との理由で参加できなかったそうです。



校則には法的な効果もなく、黒染めによる頭皮のかぶれや学校行事への不参加などは基本的人権や教育を受ける権利なども侵害してしまうような悪質な教育と言えるのではないでしょうか。



1985年にも熊本県の男子中学生が丸刈りを強要され、損害賠償の訴訟を起こした他、1996年にも東京都の女子高校生がパーマを理由に自主退学を勧告される事例があります。



学校の規律を守るための集団のルールは必要でありますが、黒染めに関しての具体的な理由が定かではないために学校としては謝罪を行うべきだと考えられます。

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芸能人も黒染め強要?

芸能人でも過去には学校から黒染めやパーマを直すよう教育を受けたことがある人が少なくないようです。



フィフィは天然パーマにストパーをかけることを指導されたことを明かしています。



他にも城田優や春名風花、秋元才加もコメントを残しています。



市の決まりとのことで黒染め強要を行うのは今の時代では教育としておかしいとの声が大半ですね。



教員側としては1人の生徒に茶髪を許してしまうと風紀が乱れると考えているのかもしれませんが、地毛証明書の提出などを行っても教員からは黒染めを指導されることもあるなど校則と人としての尊厳をうまく両立しなくてはなりませんね。

まとめ

最近では地毛登録制度で地毛証明書を導入する学校も増えているそうですが、高校三年生の女子高校生が頭皮がかぶれるまで黒染めし、不登校にまで追い詰められることはあってはならないことではないでしょうか。



この事件をきっかけに全国各地の学校で地毛登録制度と地毛証明書の導入を推し進めることが今、なすべきことだと考えられます。



日本国憲法でも生まれつきの身体的特徴は保障されているので黒染めにする必要はありません。



例え校則で決められて、指導されたとしても日本国憲法で保障されているのですから間違いはありません。



大阪府教育庁は一部事実と異なる点があると語っているのが気になりますが、訴訟は今後も続いていきます。



海外のBBCでも黒染めについては報道されており、日本の全時代的な教育が世界からも批判される結果となってしまいました。



では!

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