神戸製鋼やスバルに続いて三菱電線工業でもデータ改ざんが行われていたことが明らかになりました!


日本企業のデータ改ざんが相次いで発覚していますが原因としては低賃金・低価格・低品質が挙げられゆとり世代が内部告発に積極的とも言われています。


確かに内部告発が急激に増えてきているのは時代や世代の違いによることもあるかもしれませんが、データ改ざんによる不正が常態化している日本企業は変革を求められているのではないでしょうか。


三菱電線工業に関しては箕島製作所で航空機向けのOリングのデータ改ざんが発覚したとのことですが、消耗品であるためにそこまで問題視されないとの声もあります。


しかし、同じOリングをずっと使い続ける航空機も存在するので過去の航空機の事故がOリングの不良による水漏れなどによるものだとしたら責任は重大です。


今回は三菱電線工業のデータ改ざんについて調べました!

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三菱電線工業 データ改ざんの理由は?

神戸製鋼はアルミなどの金属強度のデータ改ざんで、スバルは無免許での最終検査が問題視されましたね。


三菱電線工業はOリングという樹脂のデータ改ざんということでそもそも消耗品だから気づかれないと考えていたのかもしれません。


しかし、三菱といえば自動車でも度重なるデータ改ざんを行なってきましたので製造業に関しては伝統的に企業文化としてデータ改ざんや不正が根付いている可能性も考えられます。


リコール問題や原価・燃費のデータ改ざんなど数々の不正を行ってきた三菱グループですので、今回のデータ改ざんの理由としては長年にわたるデータ改ざんが企業体質となってしまったとしか言いようがありません。

三菱電線工業の納品先は?

神戸製鋼は海外にもアルミを納品していましたので大きな賠償を支払うことになると言われています。


納品先からのアルミ強度を偽装する手口としては納品前の試験や最初の納品までは指定された強度で製作し、そこからは強度をごまかして納品する方法があります。


三菱電線工業の場合も同様に納品先からの指定を最初は守りますが、そこからは勝手にデータ改ざんして安く製造できるようにしてきたのではないかと考えられます。


やはり低賃金で従業員を働かせ、低価格で納品するには低品質のものを作るしかありませんからね。


納品先としては


・航空機 宇宙関連企業 70社


・産業機器会社 25社


・電気機器企業 12社


・自動車会社 7社


・その他 115社



となっています。


Oリングは防水用のゴムなので航空機で強い雨や風にさらされても中に入ってこないようにするのが目的で作られています。


このOリングのデータが箕島製作所では改ざんされていたとのことで納品先としても他の会社のOリングに切り替えなど対応に追われていることでしょう。

三菱電線工業の社長は?

三菱電線工業の社長は村田博昭で2016年4月から社長を務めています。


大阪府出身で1980年に三菱電線工業の前身の大日日本電線に入社。


2012年から取締役、2013年には常務に出世していました。


村田博昭社長は三菱マテリアルグループの一員として1907年から続く三菱電線工業の社長を務めてきましたが、今回のデータ改ざんによって責任を負わなくてはならなくなりました。


謝罪会見を開かねばならないので心労が心配ですが、神戸製鋼や日産、スバルの事例を見る限りでは社長の責任だけではなく、伝統的に現場では当たり前とされてきたことがそもそもの原因となっているよです。


最近になって内部告発やデータ改ざんが数多くなっていますが、社長としてもどうすればよかったのかわからないというのが本音でしょう。

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三菱電線工業の株価は?

株価に関しては200社以上の納品先企業への影響を考えると株価は下落の一途を辿るのは予想がつきますね。


神戸製鋼のように世界規模ではないのですが、2割以上の下落を覚悟しなくてはなりません。


Oリングのリコールや納品先への謝罪など数多くの難題を抱えることになるので大変でしょうが、信頼回復に努めるとしても三菱グループ自体の信頼はとうの昔に地に落ちているのでこのま中国企業に品質などの面で追い抜かれていくのは間違いないでしょう。


三菱伸銅でもデータ改ざんが行われていたとのことで三菱は本当に終わってしまうかもしれません。

三菱電線工業のリストラや倒産は?

三菱電線工業は神戸製鋼とはスケールの違いもありますが、多角的な経営の隙をついて情報共有がなされていないなど企業統治に問題があったわけではなく、そもそも隠蔽体質な企業で改善のしようがなかったらのかもしれません。


ですので、三菱自動車と一緒で信頼回復に努めてもまた燃費不正のようにOリングのデータ改ざんは行われると世間は考えてしまうことでしょう。


さらにリコールや納品先企業の株価や業績悪化なども引き起こし、三菱電線工業内だけでなく関連企業もリストラや倒産の危機に瀕する可能性も考えられます。


リストラや倒産はなくとも中国企業との国際競争に三菱電線工業が勝てる見込みはもうないのではないでしょうか。


MADE IN JAPANを支えていたのは低賃金・低価格・低品質であったことが明らかになった今となっては日本の製造業のリストラや倒産はいつ起こってもおかしくはありません。


最近では高齢化によって後継者がいなくなり辞めていく町工場なども多く、有名企業であっても中国企業やアジアの国々に仕事が奪われていくことでしょう。


そうなるとリストラや倒産は間違いなく引き起こされるので三菱電線工業だけの問題ではないですね。

みんなの声

まとめ

製造業の現場ではできない病というのがまかり通っているようです。


リングの耐久性などの目標数値が高すぎてデータ改ざんをせざるを得ない状況だったのかもしれません。


現場はがんばっていたし、経営陣もがんばってやっていたのかもしれませんが、データ改ざんとなるとその努力も水の泡となってしまいます。


ただ、実際に事故に繋がっていないから大丈夫という考えは甘いのかもしれませんが製造業を営む人ならある程度は仕方のない部分はあることでしょう。


納期と品質のどちらもクリアするのはとても大変なことですから。


では!