原作を読んでもいまいち理解できない作品として有名な「ペンギン・ハイウェイ




四畳半神話体系」をアニメで見て、ちょーおもしろいと小説を読みあさり「太陽の塔」や「夜は短し歩けよ乙女」を読破し、どんどん森見ワールドにはまっていった人も少なくないと思います。




しかし、「ペンギン・ハイウェイ」でいまいち森見ワールドについていけなくなり、冴えない京都の大学生の話をもう一度書いてくれないかとミーハーな私は全然この話理解できなかったのです。




まず、主人公が小学4年生で「毎日の発見を記録」しているし、歯医者のお姉さんとカフェでチェスしているし、森見ワールドにはまっていた自分としては「なにこの賢くてませたガキは?」とそれ以前の森見作品の主人公との違いに驚き戸惑ったものです。




とりあえず、「海」=歯医者のお姉さん(母性)「ペンギン」=アオヤマ君(子供)と言うことまでは理解しているのですが、映画が始まるので改めて原作の謎について考えてみました!

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ペンギン・ハイウェイ 声優さん






北香那 アオヤマ君


蒼井優 お姉さん


釘宮理恵 ウチダ君


潘めぐみ ハマモトさん


福井美樹 スズキ君


能登麻美子


久野美咲


西島秀俊 アオヤマ君のお父さん


竹中直人 ハマモトさんのお父さん

ペンギン・ハイウェイ あらすじ・ネタバレ






アオヤマくんは小学4年生にして、父親と「毎日の発見を記録しておくこと」という約束をしている逸材です。




読書家だし、研究もしているし、確かに小学生の頃にこんな感じのませた同級生いたわー




そんな完全無欠の早熟ボーイ・AOYAMAくんですが、なぜか街にペンギンが現れるという不思議体験をしてしまいます。




(全然感情移入できないままに、不思議ワールドをブッ込んでくる序盤で原作を読むのが難しくなったのを覚えています、、、)




そこから、同級生のスズキくんに自販機に縛られていたところを歯医者のお姉さんに助けてもらったり、お姉さんが投げたコーラの缶がペンギンになったりします。




(たしかに神秘的なんですが、このシュールな感じが意外とハマらない人も少なくないはず、、、)




さらに、学校ではハマモトさんと森に行くと謎の球体が!




がっ…GANTZ???




縮小と膨張を繰り返すそこ球体はと呼ばれ、ペンギンが当たると壊れてしまう謎な物体なのですが、プロミネンスという現象によって分身したりするのでした。




つーか、全体的にシュールすぎて中盤まで何を伝えたいのか謎だし、四畳半神話体系みたいに3度の飯より悪行が好きな天邪鬼で、他人の不幸をおかずに飯が3杯食えるやつとか、




映画サークル「みそぎ」のカリスマ部長であり、水も滴る良い男でナルシストとか出てきてほしかったのですが!




ちなみに四畳半神話体系で登場する歯科衛生士・羽貫さんはこんな感じの人です。



羽貫 涼子


御蔭橋そばの窪塚歯科医院に勤める歯科衛生士。覇気が漲り薙刀が似合いそうな凛々しい美女である。好物はカステラと酒。酒癖が悪く、うっかり酒に付き合った者は地獄のエンドレスナイトを味わう。ひどく酔うと人の顔を舐める癖がある。樋口や城ヶ崎と親しい仲で、特に樋口とは世話女房のような関係。歯科医の窪塚に言い寄られたり、セクハラされたりと迷惑している。





ペンギン全く関係ないね、、、

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ペンギンハイウェイ ラストは?






ペンギンはアオヤマ少年の神秘性や少年心の具現化した存在、海はお姉さんが持つ母性の象徴として描かれていますが、




お姉さんの体調が悪いと海は縮小し、ペンギンを壊して行くジャバウォックと呼ばれる存在を生み出していくのです。




母親からの愛情が小さくなり、少年のピュアな心も壊してしまうジャバウォック。。。




そして、とうとうアオヤマくんは海は神様が作った失敗作でそれを壊すためにお姉さんは存在していると仮説を立てます。




個人的にお姉さんがなぜペンギンを生み出すのか全くもって謎だったのですが、アオヤマくんがいろいろ研究した結果




・お姉さんはペンギンを出せるか出せないかは体調次第




・ペンギンは海=母性が生み出すので子供(神秘性・少年心)の比喩




・海(=母性)を壊すことで神様の失敗して作った世界の穴を閉ざす(?)




・お姉さんはジャバウォックも生み出す「生態系」的存在




・お姉さんはアオヤマくんが成長して、謎が解けたために消えてしまった





などなどがわかりました。




が、最終的に海がなくなるとお姉さんも消えてしまうという結末に。




アオヤマくんは成長する中で少年時代特有の母性への神秘性が失われ、大人の階段を上っていったのですね!

ペンギン・ハイウェイ 感想






作者の森見登美彦さんは人間にできる領域とできない領域の境界線を書いたと述べています。




歯医者のお姉さんがペンギンを出せたり、海が消滅するとお姉さんはいなくなったり、、、




この一見、支離滅裂でIQが高くないと理解できなさそうな不思議ストーリーなのですが、「夏・冒険・少年の成長」を描いているので映画化するのにはぴったりですね。




作画はスタジオコロリドということでキャラクターが総じて眉毛と目が離れすぎてる点を除けば、夏空と原っぱ的な風景画はとても素晴らしいです。




作品の話に戻ると、アオヤマ君は最終的にお姉さんのことを好きになったり、理論よりも感情を優先するようになったり、自分の気持ちに素直になったりします。




要するに少年から大人へ成長する過程をペンギンや海を例えにして描いた作品なのです。




「ペンギン・ハイウェイ」とはペンギンが海から陸に上がる時にたどる道のことだそうで、少年から大人への道を神秘的な経験をしながらたどっていくアオヤマ君。




確かに小学4年生の頃は何もかもが眩しく見えたし、年上のお姉さんと遊んだりするのとかめっちゃ楽しかったよな。




そんな神秘的な人生の一時は過ぎ去り、寂しい大人になってしまった今、映画を見に行こうと思っています。

ペンギン・ハイウェイ 動画配信






ペンギン・ハイウェイは予告編がYouTubeで流れているのみで配信はまだまだ先のようです。




森見作品では、アニメ・四畳半神話体系と映画・夜は短し歩けよ乙女がFODプレミムで配信されています。




ギルティクラウンとかFate/Zeroなど懐かしいアニメが配信されていますよ。




Amazon Payでの登録によって1ヶ月無料視聴期間ができ、毎月8の付く日は400ポイントがプレゼントされます。




なので、ポイント制の作品でも初月から1200ポイントは視聴可能です。




いつ終わるかわからないのでお早めにどうぞ!



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まとめ

大きな紙に関係のあるところをぜんぶメモしなさい。


ふしぎに思うことや、発見した小さなことをね。


大事なことは紙は一枚にすること。


それから、できるだけ小さな字で書くこと。


大事なことがぜんぶ一目で見られるようにだよ。


そのようにして何度も何度も眺める。


どのメモとどのメモが関係あるのか、いろいろな組み合わせを頭の中で考える。


ずっと考える。


ごはんを食べるときも、歩いているときも。


書いたメモが頭の中でいつも自由に飛びまわるようになる。


そしたら、毎日よく眠る


by お父さん





野村克也の名言集にも同じような内容の言葉が書いてありました!




アオヤマくんはもうお姉さんに会うことはないけど、僕みたいなおじさんにもそんな時期があったんだよね。




君と夏の終わり将来の夢大きな希望、、、




とりあえず映画館行ってこようと思います。