知らず知らずのうちに陥ってしまう睡眠負債。その名の通り、睡眠不足が積もり積もって日常生活や仕事でのパフォーマンス低下を招いてしまっているかもしれません。そんな睡眠負債について調べてみました。

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睡眠負債とは?

仕事のパフォーマンス低下を招き、コミュニケーション能力が低下するなど日常生活に悪影響を及ぼす睡眠負債。さらには病気や健康への悪影響をも及ぼしてしまうのがこの睡眠負債の恐ろしいところです。特に顕著なのが睡眠不足でも働く働き盛りの人々。個人の睡眠負債は会社や国家的な損失になっていると世界的な分析によって明らかになっています。その経済的損失は1年間で15兆円にも及ぶとされており、睡眠をしっかりとればさらなる経済成長が望めると分析されています。

睡眠負債のチェックリストは?

働く人々にとっては通勤電車で睡眠をとるなど毎日、睡眠不足と戦いながら仕事に励んでいます。しかしながら、仕事中に眠くなってしまったり、そのせいでミスを起こしてしまったりする人は特に睡眠負債を抱えていると考えられます。さらには睡眠をとっているのにもかかわらず疲労感が抜けなかったり、食事やアルコールに気を使っているのに疲れやすかったりすす場合にも睡眠負債を抱えている可能性があります。その原因として睡眠不足の蓄積からくる睡眠負債が考えられます。自分が気づかぬうちに睡眠不足の蓄積は日中の眠気や仕事のミスに響いており、睡眠の重要性が提唱されています。

睡眠負債を溜めない方法は?

6時間睡眠で日中は眠くならないという人も存在します。さらにはショートスリーパーと呼ばれる短時間睡眠でも生活に支障が出ない人や逆に10時間寝ないと生活に支障をきたしてしまうロングスリーパーの人も。脳の働きを比較した実験によると14日間6時間睡眠を続けたグループと初めの2日間徹夜を続けたグループでは14日間経った後には脳の働きが衰えてしまったという結果が出ています。個人差はあるものの8時間睡眠を14日間続けたグループと比較するとその差は歴然で8時間睡眠のグループはほとんど脳の働きが衰えませんでした。寝つきの良さや睡眠の質の違いなど個人差はあると思いますが、睡眠不足は自分でも気づかぬうちに日々のパフォーマンス低下を招いているのかもしれません。自分でも自覚がないというのが睡眠負債の恐ろしいところですね。ですので、毎日の睡眠を8時間取れることを目安に睡眠負債の問題を考えていくことが睡眠負債を溜めない方法の基本となります。

睡眠負債は昼寝が効果的?

日本人の睡眠の短時間化は年々深刻になってきています。スマホゲームの出現によって手軽に興奮作用をもたらすことのできる環境が整っており、国民栄養・健康調査によると7時間以上の睡眠をとる人は全体の25パーセントとなっています。個人的にも交友関係など寝るのがもったいないと感じることが多く、睡眠を削ってでも何かをしてしまいがちです。さらには、モーレツ会社員の文化が残る現代においては逆に寝すぎなのでは?と思われる風潮も存在します。ですので、睡眠負債を抱えながら仕事や遊びをするのが当たり前なのではないでしょうか?しかし、睡眠負債によって体の免疫システムの低下や病気のリスクまでも高くなってしまうことが明らかになっています。ですので、昼寝の時間をもうけて睡眠負債を返済することが大切です。

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睡眠負債は寝溜めが効果的?

睡眠負債の返済の仕方として「寝溜め」があります。一説によると寝溜めによって生活のリズムが変わってしまうために平日の睡眠や生活に支障が出るとされています。しかし、平日の睡眠時間が6時間以下だった場合、休日にその2時間×5日間の不足分である10時間を分散して取れれば睡眠負債には陥らずに日々を過ごすことができます。逆に平日の睡眠時間を7時間とるようにして、1時間を昼寝の時間に当てることができれば睡眠負債はない状態で日々を過ごすことができます。ですので、睡眠不足でどうしても疲れが取れないという方は休みの日や平日の空き時間にしっかり睡眠をとることをオススメします。これによって日々の生活を改善することができれば睡眠負債に悩まされずにすむようになります。

睡眠負債は肥満の原因?

睡眠不足によるストレスで食欲増進の作用があるグレリンというホルモン物質が空腹時には分泌されてしまいます。ですので、睡眠不足でお腹が空いた状態になると食欲がいつにも増して出てきてしまうのです。これにより肥満に陥りやすくなっていますのです。運動不足は万病の元と言いますが、睡眠不足の方が今では危険視されています。睡眠によって体の生理的なバランスを整えることによってグレリンの分泌を抑え、肥満を防ぐことができます。ですので、最近太ってきたという方は運動ではなく睡眠を見直すことをオススメします。

慢性的な睡眠負債に陥らない方法

脳の機能を回復させるためには多くの睡眠を必要とします。従来であれば1.5時間睡眠方法によって6時間でも十分な眠りが取れるとされてきましたが、6時間睡眠では2日間徹夜したのと変わらない脳の働きになってしまいます。ですので、最低でも7.5時間寝ることができているかしっかりとした基準を持つことが大切です。平日に7.5時間寝れない環境にあるのであれば、休日やお昼休みを使って睡眠負債を返済しなくてはなりません。睡眠の新しい概念である睡眠負債。この考えを元に睡眠を考えていけば、より優れた毎日の営みを行えるのではないでしょうか。睡眠負債の返却をぜひ頭の片隅に置いて生活されてみてはいかがでしょうか。では!

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